結晶の貴石(きせき)、それは魔法剣士の魔法剣士による魔法剣士のための貴石である。理力補正が付き、筋技の補正が弱くなる。
一方、同じ魔法系で「愚者の貴石」もある。これは理力補正が結晶武器より低く、筋技の補正が若干上がるというもの。
しかし上がるといってもスズメの涙程度しか違わないので、愚者派生にするメリットといえば「自動FP回復」という効果が付くことくらいだろう。
どちらも理力補正で、初心者にはややこしい結晶と愚者。しかも派生マークの見た目がほとんど同じなので武器選びで迷う始末だ。
こういうの早く修正してよねフロム!。では、この二つの派生武器、ちょっと検証してみましょう。
理力メインで魔法武器を使う(あたりまえ)
理力補正が高い結晶と愚者。なので、理力主体でなければ意味はない(FP上昇効果は省く)。
武器は物理補正がベーシックなロングソードで検証してみます。
結晶のロングソード+10
(筋30 技30 理60)
補正 / D・D・A
物理104+49=153
魔力143+170=313
合計466
愚者のロングソード+10
(筋30 技30 理60)
補正 / C・D・A
物理110+67=177
魔力126+127=253
合計430
トータルで36ポイント結晶の勝ち
愚者は(物理+60)-(魔力-24)で36ポイント下
※もちろんブーストはなし
まあ、そのままの結果ですね。騎士のデフォルトステータス値でも結晶派生が上でした。
実際の合計値はなぜか+1,2されてるので詳細攻撃値だけで計算してます。
あと、魔法防御力が強いであろう「ザコ主教」へのダメージ検証もしましたが、やはり結晶の方が上でした。
愚者が結晶を追い越せるのか?回復効果はどうなの?
物理補正が高い愚者寄りでも検証しろよ!って話になりますよね。
しかし、そもそも物理が高いのに理力補正にする意味はない。愚者のFP回復だけを求めるのなら「派生」するだけで十分です。
さて、その愚者派生の回復効果の推移ですが、無強化と+10では約2倍ほどの開きを確認しました。
さらに+10、2本で倍の回復量になります。FP100を回復するのにかかる時間は無強化で約8分。
+10で約4分。+10、2本(片方は盾でもOK)で約2分半という結果に。
「回復効果は分かったから、武器のみの攻撃力はどうなの?」
ってことで、結晶武器より愚者武器が強くなるステ振りを検証してみます。このステだったら熟練にするわ!とか言わないでくださいね。
結晶のロングソード+10
(筋60 技50 理20)
補正 / D・D・A
物理104+73=177
魔力143+60=203
合計380
愚者のロングソード+10
(筋60 技50 理20)
補正 / C・D・A
物理110+100=210
魔力126+45=171
合計381
理力22以上振れば結晶の勝ち
やはり愚者を結晶より強くさせるには「理力を抑えなければいけない」。
ロンソ愚者+10を生かすには筋力と技量を出来るだけ上げて、理力をできるだけ下げる。
その境目は理力21以下という値でした。それ以上理力を上げれば結晶に追い越される。筋力技量ともに60、50以上あげてもほとんど変わらない。
つまり愚者とは・・
その名の通り、FP回復だけの武器派生だ!
愚者派生とは戦技のためにある
上記でも記しましたが、愚者派生は強化すればするほどFP回復値は早まります。無強化では約3秒で1ポイント。
+10では約1秒で1ポイント。+10、2本では約1秒で2ポイントの回復効果がありました。
当然、魔法使いのようなFPを多様する場合は実用レベルじゃない。しかし、戦技においてのFPは魔法より少ない場合が多く、+10、2本装備なら十分戦技だけを打ち続けることも可能である。
そして検証中に気づいた「無限戦技」も巷では「愚者戦技」という名で既出だった(笑)
FP値が少なくて強い戦技!
これが愚者派生のキーワード。しかし連続戦技だとFP回復が間に合わないので「1発が効く戦技」とういことになる。
色々漁って試した結果・・双刀だろうか。双刀は主に回転斬りが戦技。二刀流にしても、片側の武器効力は乗る。
FPも4~7と少なくて済むし、手数が多い。通常攻撃しているうちに規定FPまですぐに上がる。
中でも厨武器の烙印を押されそうな「ゴットヒルトの双剣」の回転斬りがおすすめ。通常攻撃力も補正も高い。
片側は攻略対人ともに愚者盾がよいかと。他にグレイブとルッツエルンもなかなか良い。
だが、これらは「あえて愚者を使うなら」という理由で選んだだけ・・普通なら熟練にしますよね。
ぶっちゃけ「愚者派生」は攻略でも対人でも使いどころが少ないということが分かった。
でも無限戦技の竜狩り落雷はおもしろい!てかやっぱ修正来たねver.1.05